キリスト教史の暗部-3
教会は教義を守る名目で、宇宙の無限性や地動説を語ったブルーノやガリレオらを裁き、思索そのものを沈黙させてきました。守られていたのは観測された真理ではなく、すでに固まった聖書解釈と教会の権威です。一方、1936年からのスペイン内戦では立場が逆転し、共和国側支配地域で聖職者が旧秩序の象徴として大量に殺害されました。内戦全体の犠牲は6,832人にのぼります。宗教は体制と結べば加害者になり、体制から外れれば排除の対象にもなる。スペイン内戦は、その両面をきわめて鮮明に示しました。
キリスト教史の暗部-3
2026年10月5日
前回の続きから 前回のブログでは、「スペイン異端審問と魔女裁判」「宗教改革と宗教戦争」「大航海時代と植民地支配」までを取り上げました。今回は、「教義が沈黙させた思索者たち」を振り返るとともに、キリスト教が急進左派勢力の攻 […]

