スピリチュアリズムに導かれていなかったら

私がスピリチュアリズムを知ったのは平成18年の春でしたから、もう17年になります。            その経緯に関してはここで詳しく述べていますが、もしスピリチュアリズムとの出会いがなければ「人生の目的」に気付くこともないまま、地上人生を終えていたに違いありません。             

スピリチュアリズムに導かれる直前の約10年間は、私にとっては「暗黒の期間」・・少々大げさな表現ですが・・と思えるほど幾度も大きな苦難に直面し、プレッシャーのあまり心が折れそうになることが度々ありました。
夜中に目が覚め、天井を見上げながら「今後の人生はどうなるのだろうか」と思い悩んだ日々もありました。
しかし、そのような経験あったからこそシルバーバーチの霊訓に巡り合ったとき、その価値を”霊的直観”で実感することができたのだと思います。
そして(当時は「心の道場」であった)スピリチュアリズム普及会に繋がることができ、スピリチュアリスト人生を歩み出すことができたのだと確信しています。

今、当時を振り返るたびに、「シルバーバーチの霊訓によって地上人生の目的を知ることができた!スピリチュアリズムに導かれて本当に良かった!」としみじみ思います。

「人生の目的は何か?価値ある人生とはどのような人生か?」という永遠の命題に対しては、著名な哲学者や思想家が様々な論文や意見を発表しています。しかし、いずれも難解な内容であり、シルバーバーチの説く内容に匹敵するものはないと断言できます。
シルバーバーチの霊訓には、人生の疑問に対する回答がすべて用意されています。そしてシルバーバーチが説く「人生の目的は」いたってシンプルです。          
「価値ある人生とは、霊的成長を実現する人生のこと」                              この一言に全てが集約されています。また、そのためには何を為すべきかも教えています。       

”人生の目的”についてのシルバーバーチ教えを知ったとき、これまで抱いていた不安や疑念はすべて払拭されました。まさに目から鱗が落ちる思いでした。その後、不思議なめぐりあわせで、大阪スピリチュアリズム・サークルの 「シルバーバーチ読書会」に参加可能な地域の職場に転職を果たすことができました。
読書会では志を同じくする参加者とともに霊的真理の理解を深め、実践に向けての意欲を高めています。

今では、夜中に天井を見上げながら思い悩むこともなく、毎晩ぐっすり熟睡しています。

取り返しのつかない失敗や秘密があったとしても

イエスの地上再臨について公開された「スピリチュアリズム・インフォメーション41号」を読んだときは、(自分でも不思議なくらい)直ちにそれが真実であると認識できました。

しかし、イエスの再臨を受け入れることができたといっても、スピリチュアリズム普及会を足場に地上再臨を果たしたイエスは、やはり私とは縁遠い存在であり、今後はスピリチュアリズム普及会を通して地上人類の救済のため各方面に働きかけてゆくのだろう、と思っていました。

その私が、特別読書会の会場で地上再臨の証人あかしびになるなどとは、そのとき想像だにしていませんでした。

私は霊能力も皆無で、スピリチュアリズムに巡り合うまでは、マイナス面ばかりが目立つ肉主霊従の人生を送っていました。
また、スピリチュアリズムに導かれた後も、物質的価値観や物質的幸福感の大波に翻弄されそうになることもありました。会社勤めのサラリーマンである以上、不合理な業務命令や不条理な人間関係に愚痴のひとつもこぼしたくなることもよくあります。 

そのような欠点だらけの私にもイエスは親しく声をかけてくださいました。

当然のことながら、この地上世界に完全無欠な人物は一人も存在しません。皆、程度の差こそあれ欠点や弱点はもとより、”墓場まで持っていきたい”秘密もあります。
シルバーバーチやイエスは、私たち地上人の性格上の欠点、取り返しがつかない過去の失敗、まだ誰にも打ち明けていない秘密なども全て把握したうえで、地上から唯物主義を駆逐するための戦いに参加してほしいと呼び掛けています。

私にも性格上の欠点・弱点はもちろん、過去の失敗、誰にも打ち明けられない秘密は多くあります。今更それらを無かったこととして消し去ることはできません。しかし、神や霊界の存在を常に意識し、日常生活での義務を果たしながらスピリチュアリストとして日々の生活を送れば、間違いなく最善の道-霊的成長の歩み-が用意されているということを改めて実感しています。

※リンク(引用)については、スピリチュアリズム普及会の許可を得ています。